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二酸化炭素消火具の消火機能について

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1.消棒RESCUEは消防法令に準拠した『エアゾール式簡易消火具』

(1)消火器ではなく補助的な役割を果たす消火具
エアゾール式簡易消火具は、消火剤を充填ガス(空気、窒素、ヘリウムまたは液化二酸化炭素)の圧力により噴霧状等に放射して消火するものです。小規模の普通火災などの比較的初期段階の火災に有効です。このため、消火器の代替品としてではなく、補助的な役割を果たすものとして、その効果が期待されるものです。

(2)「エアゾール式簡易消火具の技術上の規格を定める省令」では対象機器の性能や技術上の規格を定めている

  【省令に定められている内容(一部抜粋)】
    ・使用温度(0℃~40℃)での『作動時間』『放射時間』『放射効率』に問題ないこと
    ・気密性:温水中で漏れがないこと等
    ・温水試験:83℃以上87℃以下の温水中に一時間浸す試験を行った場合において、破裂しないこと
    ・安全栓、作動性、耐衝撃性など
    ・消火性能試験内容    
            ・構造に関する規定
    ・その他


(3)届出番号

以上の国が定めた基準等に適合していることを製造業者自ら確認し、適合していると認められると総務大臣から届出番号が付与されます。※届出番号が付与されていない製品は製造販売が禁止されています。

  消棒®RESCUEの総務省届出番号 :A115129102A(本体に表記あり)

自主表示適合表示(写真)

 2.消火剤には二酸化炭素を使用 周囲を汚さない『クリーンな消火』

消火剤の二酸化炭素は、電気を通さず不活性ガスである為、ガソリン車のエンジン周辺火災、ハイブリット車や電気自動車の電気系統火災(通電中も可)に有効です。

CO2(二酸化炭素)は、気体ですので消火後の後始末が不要であり、クリーン消火が可能です。 その為、車両火災に安全に使用できる他、CO2(二酸化炭素)は電気を通さないので、通電中の火災に対して安全に使用でき、正常なその他の電子機器にも一切損傷を与えません。二酸化炭素は空気中にある成分のため、化学反応を起こして爆発する恐れもありません。

※自動車レース場や美術館、博物館、研究室など対象物が高価であったり、様々な薬品を使用するような場所でも使われています。


※パソコンに消火薬剤の二酸化炭素がかかっても電子機器にダメージを与えません。
 【映像は画像をクリック↑↑】

3.環境に優しい(回収した二酸化炭素をボンベに閉じ込めている)

消棒®RESCUEの消火剤の二酸化炭素は、化学プラントや火力発電所等から発生する排ガスを回収・精製している為(※ビールやコーラ等炭酸飲料と同じ、食品添加物の二酸化炭素を使用しているので身体に安全です。)、環境にやさしく、ボンベに保持しておくことで二酸化炭素の固定化につながり、地球温暖化防止に貢献します。
二酸化炭素をリサイクルしているエコ商品として国に高く評価されています。



4.高い安全性

①低温、高温に強い構造

車室内高温環境下(-30℃~105℃)でも十分に耐える構造設計となっており、安心してお使いいただけます。
なお、製品に表示されている使用温度範囲(0~+40度)は消防法に基づく表示温度となっており、タクシーやトラックに搭載されている消火器と同じ表記になります。

②破裂しないボンベ

使用しているCO2(二酸化炭素)ボンベは、約112℃~約155℃の間で装着している安全装置「安全封板」が作動し、中のCO2(二酸化炭素)を少しずつ放出する特殊機構を備えていますので、破裂や爆発の心配はありません。


③車内の人の健康に影響を与えません

 軽自動車内で「消棒RESCUE®」を使用しても、CO2(二酸化炭素)は人体へ影響の出る1/4程度(約1%弱※)の濃度にしかならないので、窒息の恐れもなく安心してご使用いただけます※空気中のCO2(二酸化炭素)濃度が4%~5%程度になると、頭痛や吐き気を引き起こします)

5.消火能力

①初期消火の消火試験に合格

消棒RESCUE®は、消防法に基づくクッション火災※、及びエンジ ン火災に合格しています。

【自動車用クッション火災の消火性能試験条件】
 ・JIS K6401に適合するウレタンフォーム
 ・中央上面に点火
 ・点火後1分30秒で消火開始
 ・消火剤の放射終了時に残炎が認められず、かつ、消火剤の放射終了後一分以内に再燃しないものであること。

自動車用クッション火災に対する消火性能試験では、JIS K6401に適合するウレタンフォームを(縦1m×横1m×厚さ10㎝)に点火し90秒後に消火し、1分以内に再燃しないことが定められています。

実際の試験では、火の高さが1.2m~1.3m程度になりますが、5~6秒程度で消火しています。
また、3回連続消火試験を行い、すべて消火に成功しました。

【実際の消火実験映像はこちら↓↓クリック】


②有効な火災はエンジンルーム火災、電気系火災(車両電気機器)、クッション火災

てんぷら油、石油ストーブ火災等にはご使用できません。適応している火災にのみご使用ください。



③家庭、オフィス、研究施設などの消火具としても有効

二酸化炭素消火具としてのクリーンな特性は、家庭、オフィス、研究施設、美術施設等における消火具としても有効です。
対象物や周辺物を汚さない、通電中の電気器具、配線からの出火に対しても感電に心配なく消火できます。 

◆消棒RESCUE噴射動画はこちらをクリック↓↓


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◆卓上ホルダー付き消棒RESCUE
は、自立するので家庭やオフィスなどの身近なところに設置して、いざというときにすぐに使うことができます。


 

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