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なぜ緊急脱出ハンマーが必要か -ドライバーの約27人に1人が使用したことがあると回答-

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なぜ緊急脱出ハンマーが必要か -ドライバーの約27人に1人が使用したことがあると回答-
 ゴールデンウィークも過ぎ初夏の陽気が感じられる日も増えてきました。6月が近くなると南の方から梅雨入りのニュースが聞こえてきます。6月から10月にかけては、集中豪雨、ゲリラ豪雨、線状降水帯、洪水などにより、毎年のように水害による人や家屋の被害が多く発生しています。また、水没した車に人が閉じ込められる事故も増える時期です。緊急脱出ハンマーはそうしたときに人を救うのに役に立つツールですが、実際に装備されている方は2割くらいしかいないのという、20208月の国民生活センターのアンケート調査(以下「国民生活センター調査」)があります。本コラムでは、同調査結果を参考にしながら、なぜ緊急脱出ハンマーが必要かを読者の皆様にお伝えしたいと思います

目次


1 ドライバーの約27人に1人が緊急脱出ハンマーを使用した経験があると回答

 国民生活センター調査では、回答者の5000人のドライバー(自動車保有)のうち188人(3.76%)が使用した経験があると回答しています。なお、回答者の自動車運転歴は20年以上から40年未満で全体の5割強を占めています。

 この数字を小さいとみるか、大きいとみるかはその人の車の使用状況・使用環境にもよると考えられますが、当社がお客様にこの数字を示すと、意外に多いと感じる方が多いようです。

 ちなみに他の数字を参照すると、普段車を運転している人が1年間に交通事故に遭遇(不可抗力を含む。)を起こす確率は1~2%、30年間運転してきた人が交通事故に遭遇する確率は4人に1人(25%)と推測する記事があります。

 交通事故は多くのドライバーにとって普段から感じるリスクかも知れませんが、緊急脱出を必要とする状況も決して無視しえないリスクといえると考えます。

2 どんなときに緊急脱出ハンマーを使用したか -他の車の乗員の救出にも使用-

下に、緊急脱出ハンマーを使用した経験のある人(188人)の使用状況を示します。

           (20208月国民生活センター報道資料より)

 これによると、水没や交通事故で閉じ込められたときに使用した以外にも、他の車内の乗員を救助するときに使用した経験がかなりあることが分かります(80件、43%)。緊急脱出ツールは社会貢献ツールでもあるというのが理解されます。


3 実際の緊急脱出の積載状況 -購入意欲はあるけれど積載率はまだ低い-

 国民生活センター調査によれば、緊急脱出ハンマーを知っている人は全体の79%、そのうち22%の人がハンマーを積載し、66%の人が積載していないと回答しています。しかし、積載していない人の73%の人が購入したいと回答しています。

            (国民センター調査資料を当社で編集)

4 最近の水害の状況など

 非常に激しい雨(50mm以上/)が降る回数は年々増加傾向にあります(1)。また、直近5年間でも激しい雨が原因で死亡に至るケース(2)及び被害の大きい水害を抜粋して示します(表3)。

 多くの人たちが感じているように、実際に激しい雨が降る回数が増えるとともに、水害におる大きな被害も毎年のように起きていることが示されています。

1:全国(アメダス)1時間降水量50mm以上の年間発生回数

2:激しい雨が原因で死亡に至った例

表3:被害の大きな水害一覧(抜粋)


5 まとめ -備えあれば憂いなし、自分や家族、他の人を救うために-

 以上、緊急脱出ハンマーが必要な状況は無視しえないリスクとして現実に存在していること、さらに最近水害などによりそのリスクが増えている状況にあること、また、助けるのは自分だけでなく、同乗している家族ら、他の車の乗員であることもあることを考えれば、これから梅雨に入る前に、緊急脱出ハンマーをご購入されることをお勧めします。

 次のコラムどんな緊急脱出ハンマーを選ぶべきか -切れない、割れない、ケガをするにご注意ください-では、緊急脱出ハンマーを購入する際の留意点を解説していますので、そちらも合わせてお読みください。




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