二酸化炭素消火具「消棒シリーズ」商品サイト

気をつけましょう、コンセント、(電気)コード、電源プラグなどの火災リスク

HOME > メディア > 気をつけましょう、コンセント、(電気)コード、電源プラグなどの火災リスク
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
気をつけましょう、コンセント、(電気)コード、電源プラグなどの火災リスク

9月19日、タレントの林家ぺーと、パー子夫妻が暮らす東京・赤羽の自宅マンションで火事が発生しました。
消防車29台が出動し、火は約3時間半後に消し止められたものの、約30平方メートルが焼け、飼っていた愛猫4匹が亡くなってしまったそうです。

火災原因は、「赤羽消防署、赤羽警察署の合同捜査で(話を)聞くと、引火じゃなくて古いコードが傷んでるんで、それがショート、あるいは漏電のたぐいで炎がでたという結論みたい」とのことです。

電気/電灯製品・機器、コンセント、電源プラグ、配線(コード)周りの出火は火災原因の上位となっています(令和5年度消防白書より)。

今回は、家庭の電気製品や配線周りの火災原因となるリスクとその対策を紹介します。

1 トラッキング火災

電源プラグにホコリや水分がたまっていると、プラグ間でトラッキングと呼ばれる短絡現象が発生する場合があります。
そのメカニズムは次の図のとおり2つの栓刃(プラグの2つの金属の刃)の間に電流が流れ(ショート)、火花放電~火災に至る現象です。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE) 「電源プラグ「電源プラグのトラッキング現象」」より

また、刃の曲がったプラグを強引にコンセントに差し込むこともショート(短絡)の原因になることもあります。

〈対策〉

電気器具を長期間使用しないときは電源プラグをコンセントから抜いておくこと。
コンセント周り、電源プラグにホコリや油などが付着しないようにすること。

2 電気コードの不適切な状態や損傷からの出火

コンセントに電源プラグを差し込んで電気器具を使用する際にも、コンセントから延長コードを伸ばしていくつかの電気器具を使用する際にも、以下のように、コードが損傷すると、電気の+極と−極が抵抗を介さず直接つながることで、大量の電流が一気に流れる現象(ショート)が発生します。この異常電流が発熱を引き起こし、コードを燃やしたり、周囲の可燃物に引火することで火災が発生します。

  • コードの被覆が破れて導線が露出:+極と−極が接触しやすくなる
  • 家具の下敷きや折れ曲がりによる内部断線:半断線状態から過熱・短絡に至る
  • 束ねたコードの放熱不足:異常発熱により被覆が溶け、導線が接触
  • 経年劣化やねじれ:内部構造が破損し、ショートのリスクが高まる

〈対策〉

  • コードに記載されている定格電流(次の3を参照)を超えるたこ足配線をしないでください。
  • コードを束ねたまま使用しないでください。放熱が妨げられて、コードの温度が高くなります。
  • コードの上にものを乗せないでください。傷がついたり、熱がこもったりします。
  • コンセントの抜き差しでは、コードを無理に引っ張らないでください。
    芯線がきれたり、取り付け部分がショートしたりします。
  • コンセントやコード周りをときどき掃除してください。
    またすぐ近くに燃えやすい物を置かないようにしてください。

3 定格電流を超える電気器具の使用による火災リスク

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE) 「電源コードで火災事故」より

「コンセントの定格電流は15A」
電気器具を使うときに何気なくプラグを差し込んでいるコンセントをよく見ると「15A 125V」という数字が記されています。

これがコンセントの一般的な定格で、定格電流が15A、定格電圧が125V。
その値を超えて使えないことを意味しているのです。
でも一般家庭や低圧事業所ではコンセントは100Vであることが多いので、定格電圧はとくに気にすることはありません。

問題なのは定格電流です。

すべての電気器具はそれぞれ消費電力(W=電圧×電流)が違います。

たとえば消費電力600Wのトースターでは6Aが流れ、消費電力1,000Wの電子レンジでは10Aが流れます。
もしこの2つの家電を1つのコンセント2口につないで同時に使うと、「6A+10A=16A」となり、定格電流の15Aを超えてしまいます。

【参考】消費電力が大きい電気器具の例

 ドライヤー1200W、アイロン1000W、電子レンジ1200W・ジャーポット1000W、ホットプレート1300W、電磁調理器1200W、炊飯器800Wなど

コンセントの定格電流を超えて電気を使うとどんな危険があるのか。

たとえばトースターと電子レンジを同時に使用して16A。
分電盤の安全ブレーカーは通常20Aが使用されているので、16Aの電流が流れてもブレーカーが電気を切ることはありません。
そこでそのまま使っているとコンセント部分(コードも)で過負荷になり、過熱してしまい、最悪の場合は発火し火災の原因になる恐れがあるのです。

また、延長コードのテーブルタップにはいくつもの差込口があって便利ですが、じつはテーブルタップにもコンセントと同じく定格電流が記されており、15Aあるいは定格電流12Aや10Aのものもあります。

従ってテーブルタップに複数のプラグを差し込むタコ足配線にすると、定格電流を超える恐れがあります。
安易にタコ足配線をしないで、電気器具それぞれの消費電力を把握し、定格電流を守ってください。

〈対策〉

  • 消費電力が大きい電気器具の場合、別々のコンセントにつなぐようにしましょう。
  • タコ足配線につなぐ電気器具の消費電力に注意するようにしましょう。
  • 消費電力の大きい電気器具の場合、コンセントだけでなく電気コードにも負荷をかけるので電気コードの状態に注意しましょう(上記2参照)。

4 出火が起きたらどうする

火事を発見したら、大きな声で家族や近隣の人に知らせます。

大声を出すことで、落ち着いた行動ができるようになることもありますから、そのあと119番に通報するときも冷静に伝えられるでしょう。

大きな火事にならないためには、初期消火が重要です。
消防隊が到着するまでの間に、可能な限り消火活動を実施することで、延焼を防げる場合があります。

自分の背丈よりも火が小さいときは、消火器や簡易消火具などで消火を試みます。
電気火災の場合、水を使うと感電事故につながるおそれがありますから、通電していないか確認してから消火活動を行ってください。


〈電気火災にも対応した「消棒レスキュー®」も初期消火に効果的〉

消火器に使い慣れていない人だと、効果的な消火活動ができないこともあります。
そのため、消火器よりも手軽で使いやすい「簡易消火具」を備えておくと安心です。

当社が開発した「消棒Rescue®」は、一般的な消火器よりも軽量・コンパクトで、女性や高齢者の方でも使いやすい簡易消火具です。
消火剤には、食品添加物などにも使用される二酸化炭素を採用しており、トラッキング火災やタコ足配線火災といった電気火災にも対応。
十分な消火効果を発揮します。

消棒 RESCUE® 詳細はこちら

【関連コラム】

関連キーワード

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加